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歯医者の麻酔は苦手ですか?
歯医者がイやだという方の理由の上位に必ず挙がってくるのが注射の麻酔です。
あのチクッとする感じと、お薬が入ってくるズーンという感じ、苦手な方も多いと思います。
歯を抜いたり、神経の生きている歯を削る際には「痛み」を感じないように処置の前に麻酔をしますが、痛みを取り除くための麻酔が痛いのでは困りますよね。
痛くない麻酔の工夫にはどんな種類がある?
麻酔の痛みをなるべく感じさせないためにはこんな方法があります。
1,表面麻酔を十分な時間置く
2,なるべく細い針を使用する
3,カートリッジを人肌に温める
4,電動注射器を使って一定の圧でゆっくりと注入する
教科書的にはこういったコツが紹介されていることが多いかなと思います。
これらの方法も十分効果があるのですが、池袋きのした歯科・矯正歯科では少しでも患者さんの不快な思いをなくすために脳の感覚を利用した特殊な器具を使用しています。
ゲートコントロール理論とは?
脳科学や心理学では有名な「ゲートコントロール理論」って聞いたことはありますか?
痛みの刺激が体に加わった時、実際には「痛み」を感じるのは脳です。
その際に、痛みを感じる部位のすぐそばで触覚刺激(触れられたり押されたりしている感覚)があると、その感覚のほうが優先して脳に到達します。
つまり、本当は「痛い」と感じるはずの感覚を、脳が騙されて「触られている」という感覚に置き換わるのです。
この理論をゲートコントロール理論といい、50年以上前に発表されました。
脳を騙して痛みを感じなくする秘密機器「ぶるぶる君」
池袋きのした歯科・矯正歯科では、皆さんが苦手な麻酔の際の痛みを、このゲートコントロール理論を利用して脳を騙し、「痛くない麻酔」を提供しています。
多くの人に「いままでの麻酔の中で一番痛くなかった」「麻酔をされているのがわからなかった」といったうれしいコメントをいただいております。
仕組みとしては、上記の基本的な工夫に加えて、麻酔の針が刺さる点(刺入点といいます)のすぐそばに「ぶるぶる君」の先端を置きます。
スイッチを入れると電動歯ブラシのように‘‘ブルブル‘‘と震えます。この心地よい振動がミソなのです。
震えている間は、適度な振動が歯茎に伝わっており、脳が振動を感知します。この触覚が優先的に脳に届くため麻酔の痛みが和らぐのです。
麻酔の痛みが苦手な方はぜひ当院にお越しください。
池袋きのした歯科・矯正歯科ではいろいろな工夫を凝らして患者さんが快適に治療を受けられるような環境を整えております。
気になる方は是非一度足をお運びください。